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福島第一原発の停電、PHSがつながらずに状況把握が遅れる
記事提供元:スラド
福島第一原発で18日に発生した停電の復旧作業が遅れた一因として、仮設配電盤付近がPHSのエリア外だったことが挙げられるそうだ(TOKYO Webの記事、YOMIURI ONLINEの記事)。
停電発生時には3号機などでWebカメラなど一部の遠隔監視システムが動作しなくなり、作業員が現場に行って確認する必要が生じた。原発内では主要な連絡手段としてPHSを使用しているが、放射線量の高い3号機山側の仮設配電盤付近ではアンテナや基地局の増設が進んでいなかったという。そのため、現場の作業員が重要免震棟の対策本部に連絡するには通信可能な場所まで移動する必要があり、状況把握に手間取ったとのことだ。なお、東京電力は28日、停電事故の原因と対策に関する資料を公開している(福島第一原子力発電所1~4号機所内電源系の停電事故について)。 スラッシュドットのコメントを読む | モバイルセクション | 日本 | ハードウェア | 電力 | スラッシュバック | 携帯電話 | 原子力
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