ブラザー工業の家庭用ファクス19機種で猫の尿による発火のおそれ

2013年3月30日 16:09

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記事提供元:スラド

aruto250とmaiaのタレこみより。ブラザー工業は29日、同社が製造した家庭用ファクスの一部で猫の尿がかかることによる焼損事故が発生する可能性があるため、当該製品の無償点検を行うことを発表した(ニュースリリース: PDF朝日新聞デジタルの記事家電Watchの記事)。

該当するのは2000年9月から2005年11月まで生産された19機種、計約60万台。これまでに4件の焼損事故が発生している。猫の尿が給紙口から流れ込み、内部の端子で火花が発生することが繰り返されたことで発火した可能性が高いという。同社では猫を飼っている家から優先的に端子を樹脂コートする修理を行うという。なお、該当機種はすべて修理期間が終了しているため、本件以外の点検・修理はできないとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | ハードウェアセクション | 日本 | テクノロジー | ハードウェア

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