スクウェア・エニックス・ホールディングスの和田社長、社長を退く見込み

2013年3月27日 17:09

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 2001年よりスクウェア・エニックス・ホールディングスの代表取締役社長を務めていた和田洋一氏が、その役職から退く模様。後任は現代表取締役の松田洋祐氏(開示資料PDF)。理由は経営体制刷新のため。26日にスクウェア・エニックス・ホールディングスは平成25年3月期通期連結業績予想を下方修正、特別損失の計上と赤字決算見込みを発表している。

 新社長の松田氏は2001年スクウェアに執行役員として入社、今年3月に代表取締役となったばかり。

 連結業績予想について「2013年3月期業績予想修正について(PDF)」によると、出版事業は好調なものの、アミューズメント事業が赤字であり、さらにデジタルエンタテインメント事業の売り上げおよび利益が前回予想よりも大幅に減少する見込みのようだ。デジタルエンタテインメント事業では、特に非MMOのHDゲーム大型タイトルの売上高減少が大きく影響している模様。そのほか、「コンテンツ廃棄損 約40億円」「コンテンツ評価損 約40億円」「その他 約20億円」の特別損失が計上されており、これによる営業利益のマイナスが大きい。

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