「自炊代行」業者に対し著作権使用料の徴収を求めることで「合法化」する試み

2013年3月26日 17:37

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 書籍や雑誌をスキャンして電子化する作業を代行する、いわゆる「自炊代行」業者は、現行の著作権法の下では違法とされていた。しかし、彼らに対し著作権使用料を徴収することでスキャン行為を許諾するという構想が検討されているという(読売新聞)。

 まだ具体的な話は出ていないが、日本文芸家協会や日本漫画家協会、日本写真著作権協会などが「蔵書電子化事業連絡協議会」を設立して協議を始めるという。コストなどにもよるが、期待したいところである。

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