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【経営者の言葉】ティー・ワイ・オー吉田博昭社長
■海外展開、人員・人材の強化、コスト削減、財務基盤の強化という4施策に引き続き取組む
2010年には安値30円まで下げていたティー・ワイ・オー <4358> (JQS・売買単位500株)の株価は、このところ100円台を固め130円台に買われている。
吉田博昭社長は、「海外子会社の連結除外やコスト削減、有利子負債の削減など収益力の向上を図り、昨年、復配したことが評価されてきたと思います。今後も海外展開、人員・人材の強化、コスト削減、財務基盤の強化という4施策を引き続き積極的に取り組み、一層の収益向上を図っていきます」と語っている。
海外子会社の連結除外によって販売管理比率は今7月期・第2四半期では11.8%と前年同期の14.0%から大きく改善された。また、2009年7月期末に117億700万円だった有利子負債は第2四半期末で43億円まで大幅に減少している。
得意とするTV-CM事業に特化している。そのTV-CM制作業界は大手に集約される方向にあるという。「当社はTV-CM制作業界の大手1社であることの優位性を活かし企画・制作機能の充実、大型案件の獲得に力をいそう入れていきます。足元では景気に明るさもみられ車両、衣料、飲料業界をはじめとして案件受注が好調に推移しています」ということだ。一方、注目の海外展開については、「先進国の現地法人を得意先とする海外拠点は閉鎖し、今後は新興国において日系企業のサポート拡大を目指します」という。
第2四半期は前年同期比4.7%増収、営業利益5.9%増益だった。しかも、期初予想を売上で13億7300万円、営業利益でも6700万円それぞれ上回る好調ぶり。とくに、今7月期予想の営業利益に対する進捗率は51.0%に達し業績上振れの可能性が強い。「もう少し様子を見たうえで必要があれば検討したい」と期待の持てる言葉である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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