Skypeの「スカイプアウト」、フランス当局に目をつけられる

2013年3月15日 08:00

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記事提供元:スラド

eggy 曰く、 SkypeにはPCやスマートフォンから国内外の固定電話や携帯電話へ発話できるサービス「スカイプアオウト」があるが、これがフランスの電気通信分野の規制機関に目をつけられてしまったようだ(本家/.IT World記事)。

 ARCEP(電子通信・郵便規制機関)は、Skypeが電気通信事業者に課された義務を履行していないとして、検察に調査を依頼したとのこと。当局の目には、スカイアプトがれっきとした電気通信サービスと映るようだ。フランスでは、特別にライセンスを取得する必要はないものの、このようなサービスを提供する事業者は当局に自ら電気通信事業者として申請する必要があるのだという。登録後、電気通信事業者は、緊急通報のルーティングや、捜査機関に要請された場合には傍受に協力する義務が生まれる。

 ARCEPは2012年4月17日より、Skypeに対して再三に渡り、電気通信事業者の登録を行うよう書面で要請してきたという。

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