アイシン精機、停電時でも運転できる電源自立型空調を発売 電力供給も可能

2013年3月8日 11:17

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ガスヒートポンプエアコン「GHPハイパワープラス」(画像:アイシン精機)

ガスヒートポンプエアコン「GHPハイパワープラス」(画像:アイシン精機)[写真拡大]

 アイシン精機は7日、ガスヒートポンプエアコン(GHP)「エグゼア」において、停電時でも運転ができ、電力供給も可能とした「GHPハイパワープラス」を発売すると発表した。4月1日より全国のガス事業者等を通して販売する。

 GHPはガスエンジンで冷暖房を行う空調システムで、電力のピークカット、節電に貢献している。しかし、これまでの商品ではエンジンを起動するには系統からの電力が必ず必要だった。今回発売する商品は、バッテリー(本体横の自立ボックスに内蔵)を電力供給源として新たに追加したことで自立運転が可能となり、系統からの電力がない停電時でも運転を開始し、空調を利用することが可能。

 さらに、ガスエンジンを駆動させて発電した電力により、空調以外の照明やテレビ、パソコンなどの電化製品の利用が可能となった。これにより、震災や電力供給不足などによる停電時の対応として、避難所となる学校、公民館などでの利用に役立つ。

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