米国で生徒情報データベース構築、個人情報の取り扱いに問題あり

2013年3月7日 11:50

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記事提供元:スラド

 taraiok 曰く、

 アメリカでは 3 か月ほど前から、高校生以下 (K-12) の生徒情報データベース構築が行われている。このデータベースの扱いが議論を呼んでいるようだ (Reuters の記事本家 /. 記事より) 。

 このデータベースは、名前や住所、社会保障番号と学校での試験の成績、出席日数、趣味、人生の目標、学習障害の有無などいった情報が記録される。プライバシー法によれば、この情報へのアクセスは地方の教育担当官 (教師) に限定される。ただし例外もあるという。教育関連製品やサービスを販売企業にはデータベースのファイルを共有することが可能だという。また、学校職員が生徒の記録を共有する場合、親の同意は必要としないという。

 教育関連企業などは、このデータベースの登場は新たなビジネスチャンスになると歓迎している。ただし、データ漏洩時の救済策など課題も残されている模様だ。

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