母子感染によりエイズに感染した 2 歳女児の「ウイルス抑制」に成功

2013年3月5日 11:20

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記事提供元:スラド

 ある Anonymous Coward 曰く、

  エイズ (HIV 感染) は現在まで決定的な治療法が確立されていないが、母子感染によるエイズ感染を「治療」できた例が発表されている (CNN.co.jp の記事より)。

 この患者は母子感染のリスクが高いと判断されたために出生後約 30 時間後から抗ウイルス薬の投与を開始。治療開始から 29 日後に通常の血液では検出できないレベルにまで血液中のウイルスが減少、生後 15 か月まで継続して投与を行ったのち、治療を受けるのをやめさせても血中のウイルスが検出されないレベルにまで回復したという。

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