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今後、地球近傍にある小惑星の不動産価格は急騰する?
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 2012年にベンチャー企業「Planetary Resources」社は、地球の近傍にある小惑星から貴金属や水資源を採掘する計画を発表した。Singularity Hub紙は共同創設者の一人であるPeter Diamandis氏に小惑星開発に関するインタビューを行った。このインタビューによると、最初のステップは資源の豊富な小惑星の探索になるという。計画では望遠鏡などで光の波長をスペクトル分析して見つけることになるだろうとしている(Singularity Hub、本家/.)。
すでに小惑星に到達するための「Arkyd-100 Series」と呼ばれる宇宙船の原型は完成している。計画では、ロボット坑夫を小惑星に送り込み、数年間自動で作業させた上で、再度小惑星に向かい、資源を回収する計画だという。Diamandis氏はこの計画が実現すれば、地球外の不動産は価格が急騰するだろうとしている。なお、本家では「宇宙条約がある今は無理だろう」「とりあえず条約をなくすために国連に小惑星落とそうぜ」といったようなコメントも出ている。
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