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ロシアの隕石クレーターに大量の衝突ダイヤモンド
記事提供元:スラド
ポピガイ・クレーターは、ロシアのクラスノヤルスク地方にある直径約 100 km のクレーターであり、およそ 3570 万年前に直径 5 〜 8 km の小惑星が衝突したことにより形成された。昨年 9 月、ロシア政府はここに大量のダイヤモンドが存在していることを発表した (WIRED.jp の記事より)。
もともとダイヤモンド鉱脈があったところに前述の小惑星が衝突した結果、衝突ダイヤモンドが形成され、試算によれば今後 3000 年にわたって世界市場にダイヤモンドを供給できる程度というからさすがロシアというか桁外れである。ただし衝突ダイヤモンドは無色のものは稀であり、宝石としての価値を持つものはほとんどない。とはいえ工業用としての用途は十分にある。
1970 年代に既にソビエト政府がダイヤモンドの埋蔵を発見していたが、世界市場の混乱と国内他鉱山の価値や人造ダイヤモンド技術の価値を下げないために公表しなかったという話にも頷ける。
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