関連記事
Ruby 2.0.0-p0 リリース
Ruby 2.0.0-p0 がリリースされた (ruby-lang.org の記事より) 。「るびま」こと Rubyist Magazine も Ruby 2.0.0 リリース特集を組んでいる (Rubyist Magazine 0041 号)。圧倒的なボリュームなので読むのに一苦労である。嬉しい悲鳴である。
主要な新機能については、ruby-lang.org の記事から引用すると、
言語コア機能
キーワード引数: API 設計の新しい柔軟性
Module#prepend: クラス拡張の新しい方法
シンボルの配列を簡単に作るリテラル %i
__dir__: 実行中のファイルのあるディレクトリ名
default UTF-8 encoding: 多くのマジックコメントが不要に 組み込みライブラリ
Enumerable#lazy / Enumertor::Lazy: 無限の遅延ストリーム
Enumerable#size: 遅延サイズ評価
#to_h: Hash への変換メソッド
Onigmo (鬼雲): 新しい正規表現エンジン (鬼車の fork)
非同期例外を安全にハンドリングする API デバッグサポート
DTrace サポート: 本番環境での実行時診断を可能にする機能
TracePoint: 改善されたトレース API 性能改善
bitmap marking による GC 最適化
Rails の起動時間を大幅に短縮する Kernel#require の最適化
メソッドディスパッチなどの VM 最適化
浮動小数演算の最適化 詳細については前述のるびま 0041 号参照。Matz 氏により 1993 年 2 月 24 に Ruby と名付けられた言語は、先日 2013 年 2 月 24 日で 20 周年を迎え、そして 2.0.0-p0 がリリースされた。関係者の皆様に感謝の念と賛辞を述べさせて頂きたい。
スラッシュドットのコメントを読む | デベロッパーセクション | Ruby
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク