京都大学で IEEE802.11ai 実証実験行われる

2013年2月25日 11:50

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記事提供元:スラド

 折田先生から京都大学つながりで思いだしたが、先週末の 21 日、京都大学で無線 LAN に短時間で接続する新技術の実証実験が行われた (京都新聞の記事Wi-FILS 推進協議会のページより) 。

 今回、実証実験が行われたのはアライドテレシス開発センターの真野浩氏を Task Group Chair として標準化が推進中の IEEE802.11ai。ユーザ端末が無線 LAN のサービスエリアに入ってから利用が開始されるまでの時間を、認証・接続の手順を一括化するプロトコルの活用により、大幅に短縮させる技術である (タブクルの記事)。

 実証実験では百周年時計台記念館のあたりを白と青のゼッケンを装着した参加者が歩き、無線 LAN に接続できたら立ち止まるというもの (その風景) 。従来方式と新技術それぞれで接続する端末を持った計 50 人が無線 LAN への接続時間を計測、従来式の平均接続時間は 23.64 秒だったが、新技術は 2.12 秒と大幅に短縮された結果となったようだ。

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