東芝、宮古島で小型電動モビリティ社会実験実施へ

2013年2月22日 13:22

印刷

 東芝は21日、宮古島市、本田技術研究所と、小型電動モビリティ及び電力供給装置の活用に係る社会実験の実施に向けたプロジェクトの検討・協議に着手する協定を締結したと発表した。

 同プロジェクトは、東芝と宮古島市、本田技術研究所とが協力して、島内の新たな移動手段として小型電動モビリティや電力供給装置等の導入、活用、運用管理に関する情報収集を行うことで、宮古島市のエコアイランド化を推進するもの。

 今回の社会実験において、東芝は蓄電池を備えた充電器を設置し、小型電動モビリティの充電に関する利便性や充電インフラのあるべき姿について調査検証し、その成果を今後の技術開発に生かしていく計画。

 また、同社会実験では本田技術研究所の近距離移動用小型電動モビリティを使用し、走行試験をする予定。この走行試験用の小型電動モビリティに搭載する動力用バッテリーには東芝製リチウムイオン二次電池SCiBが採用された。

関連記事