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Office 2013は再インストールができない?
あるAnonymous Coward 曰く、 発売されたばかりのOffice 2013だが、Office 2010とOffice 2013の間では、ライセンス条項に大きな違いがあるという。たとえばOffice 2010ではこれまで1ライセンスで2台のPCにインストールできたのに対し、Office Home and Student 2013は1ライセンスで1台のインストールしか認められていないという(The Age、Geek.com、本家/.)。
また、単体で発売されているOfficeのライセンスはプリインストール版/OEM版と同じものとなり、最初にインストールされたPCでのみ使用可能という形に変更されているという。つまり、あるPCにインストールしたOfficeをアンインストールして別のPCにインストールする、ということができなくなっているそうだ。この場合、新しいPCのために別途Officeのライセンスを取得する必要があるそうだ。さらにインターネットコムによると、「利用者が HDD の破損などで Windows を再インストールした場合でも、そのPCへOffice 2013を再インストールすることはできない」とも言われている。
こうした条件の変更は、クラウド版のOffice 365のサブスクリプションにユーザーを移行させるための措置と見られている。
ただし、日本版では「同一ユーザーが使用する合計2台までのPCにインストールできる」という話もある(NTT-X Store)。国ごとにライセンス条件が異なる可能性もあるし、実際のところどうなのかは不明。MicrosoftのWebサイトを見てもよく分からない……。
(追記@11:20)ex氏のコメントで指摘されているとおり、「日本ではOffice2013の再セットアップやライセンスの移動は可能」によると、EULAには「JAPAN」という項目があり、「日本に居住している場合、もしくは日本に居住している間にソフトウェアを入手した場合」は従来と同様に1ライセンスで2台のPCへのインストールが可能、アンインストール後に別のPCへの再インストールが許可されるという特例事項が明記されている。つまり、日本で利用する場合は従来と同様に利用できるということのようだ。
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