関連記事
カイコガが操縦するロボット
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 The Voice of Russiaによると、東京大学 先端科学技術研究センターの研究グループが「カイコガが操縦するロボット」を開発したという。
この研究の論文はBioinspiration & Biomimetics誌に掲載され、同誌を出版するIOP PublishingのニュースやWIREDの記事でも取り上げられているが、このロボットは内部に取り付けられたポリスチレン製のボールを使って操縦できるようになっているという。このロボットには外部からフェロモンを含んだ空気を取り入れられるようにファンが設置されており、風洞の中にカイコガを乗せたロボットとカイコガの好むフェロモンを設置したところ、カイコガはロボットを操作してフェロモンのところにたどり着くことができたという。ボールの動きとロボットの動きがややずれるように設定したり、カイコガの動きとロボットの反応に時間差があるように設定した場合でもカイコガはフェロモンの場所に無事たどりつけたという。
スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス
関連ストーリー:
マウスの視覚をリバースエンジニアリングして人工義眼を作る 2012年08月17日
犬の思考が分かる日は近い? 2012年05月09日
脳にインプラントしたセンサで操作するサイバネティックアーム、テスト段階に 2010年08月05日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク