ファミリーマート、最新鋭の省エネ設備等を備えた店舗を千葉県船橋市にオープン

2013年2月8日 13:37

印刷

ファミリーマート船橋金杉店で設置する主な設備(画像:ファミリーマート)

ファミリーマート船橋金杉店で設置する主な設備(画像:ファミリーマート)[写真拡大]

 ファミリーマートは8日、最新鋭の省エネ設備等を備えた次世代型フラッグシップ店舗として、「ファミリーマート船橋金杉店」(住所:千葉県船橋市)を2月14日に開店すると発表した。同店舗の電気使用量は通常のファミリーマート店舗と比較して約30%削減することを目標としている。

 同店では、「環境負荷低減」、「災害時の営業継続」、「新技術の活用」の検証を目的とする。これらの検証を重ねた結果、他店にも導入可能な機器に関しては積極的に拡大し、ファミリーマート全体の電気使用量削減と共に社会・生活インフラとしてのファミリーマートを目指していく。

 具体的には、ファミリーマート初となる「太陽光発電+リチウムイオン蓄電池システム」を採用。太陽光で発電した電気の一部を店内照明などに利用し、余剰分は蓄電池に貯めて停電時の非常電源として備え、POSレジや照明に供給することで店舗の営業継続を可能にする。

 また、コンビニエンスストア業界初となる「地中熱ヒートポンプ空調」を採用。地中熱を空調に利用し、電気使用量を約30%削減する。さらに、「ノンフロンCO2冷媒-冷蔵冷凍システム」を採用し、CO2冷媒利用システムによるノンフロン化により地球温暖化を抑制する。

 新技術としては、再利用が可能な100%硬質紙素材でできている商品陳列棚、時間帯や季節に合わせて店内照明の明るさと色を可変制御できる調光調色LED照明システム、さらに次世代有機EL照明などをコンビニエンスストア業界で初めて採用している。

関連記事