ドリーム・チェイサーの製造にロッキード・マーティン社が参加

2013年2月1日 07:30

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記事提供元:sorae.jp

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  シエラ・ネバダ社は1月30日、開発中の宇宙船ドリーム・チェイサーの製造に、ロッキード・マーティン社が参画することを発表した。

  ドリーム・チェイサーはシエラ・ネバダ社が開発中の宇宙船で、民間企業に国際宇宙ステーションへの人員輸送を担わせることを目指してNASAが企画した、CCiCapと呼ばれるプログラムに選ばれている3機種の宇宙船の1つでもある。他の2つがスペースX社のドラゴン、ボーイング社のCST-100と、共にカプセル型なのに対して、ドリーム・チェイサーは小振りながら翼を持っている。

  ロッキード・マーティン社は言わずとしれた航空宇宙メーカーの名門であり、多くの試験・研究設備を持っていることが、今回の契約が結ばれた要因の一つとなった。またドリーム・チェイサーを打ち上げるロケットであるアトラスVも同社が製造しているということもあるだろう。製造が行われるのはルイジアナ州ニュー・オーリンズにあるミシュー組立施設で、ここは以前、スペースシャトルの外部タンクが製造されていたところだ。

  ドリーム・チェイサーは今後数ヶ月以内に滑空試験を行い、また2年以内に宇宙飛行が行われる予定となっている。ロッキード・マーティン社が製造するのは、その宇宙に行くことになる機体の予定だ。

 ■Sierra Nevada Corporation and Lockheed Martin Space Systems Company Partner On Dream Chaser Programs
http://www.sncorp.com/press_more_info.php?id=530

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