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ニホンウナギ、絶滅危惧 IB 類に指定される
記事提供元:スラド
環境省はニホンウナギを「絶滅危惧 IB 類」に指定することに決めた (NHK ニュースの記事より)。絶滅危惧 IB 類は環境省のレッドデータブックの中で絶滅の危険性が 2 番目に高い分類。
日本では古くから蒲焼きの材料として使われてきたニホンウナギだが、乱獲、環境の悪化などから生息数が大幅に減少、漁獲量はピーク時の 1/15 まで落ち込んでいるとのこと。ニホンウナギは卵から孵化するとレプトケファルスに成長し、さらに変態してシラスウナギと呼ばれる稚魚へと成長するのだが、このシラスウナギの漁獲量もまた大幅に減っている。
既に昨年 9 月に絶滅危惧 II 類に指定する方針が明らかにされていたが (47NEWS の記事)、今回さらに深刻に受け入れられたという事か。絶滅危惧種指定には法的な強制力はないが、日本は世界の 7 割のウナギを消費をしているとのことで、今後末代までおいしく頂くためにも今年はハモでも食べることにしたい。
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