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ESAとNASA、ハーシェル宇宙望遠鏡で撮影したアンドロメダ銀河を公開
Image credit: ESA/NASA[写真拡大]
欧州宇宙機関(ESA)と米航空宇宙局(NASA)は1月28日、ハーシェル宇宙望遠鏡によって撮影されたアンドロメダ銀河の最新画像を公開した。
アンドロメダ銀河は地球に最も近い渦巻銀河で、約250万光年離れている。直径は我々の天の川銀河の約2倍で、数千億もの星が存在している。
この画像はハーシェル宇宙望遠鏡に搭載されている分光・測光撮像機「SPIRE」によって撮影されたもので、見やすくするために色が強調されている。冷たい星雲は明るく、温かい星雲は赤色に写っている。また、これはハーシェル宇宙望遠鏡が撮影できる最長の波長でもある。
ハーシェル宇宙望遠鏡は2009年5月に打ち上げられ、ラグランジュ点(L2)を中心とするリサージュ軌道で周回している。直径3.5mの主鏡と赤外線カメラなどを搭載し、宇宙望遠鏡としては初の遠赤外線およびサブミリ波の観測を行い、初期宇宙の進化や星形成、星間物質などに関する成果が期待されている。
■Cool, New Views of Andromeda Galaxy
http://www.nasa.gov/mission_pages/herschel/news/herschel20130128.html
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