兼松など、関空の急速充電器でEVタクシー向け自動予約機能を稼働実験

2013年1月29日 13:14

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 兼松と株式会社モーションは28日、大阪府、日本ユニシスの協力を得て、「環境省 平成24年度地球温暖化対策技術開発・実証研究事業/EVタクシーの実用化促進と運用方法確立のための実証研究」におけるEVタクシーからの急速充電器の自動予約機能の稼働実験を、関西国際空港に設置された急速充電器を活用して実施すると発表した。

 同事業のEVタクシー運行最適化システム(EVOTシステム)における自動予約機能は、EVタクシーの電池残量をリアルタイムでチェックし、当該タクシーが関西国際空港近隣に顧客を送迎した際に電池残量が一定未満になると算定された場合、自動的に到着時間を予測して急速充電器の利用予約を行うものであり、充電待ち時間による営業時間の逸失を最小限に抑えることを目的としている。

 自動予約機能の稼働期間は1月28日から2月28日までの1か月の予定。対象となるEVタクシー車両は同事業に参加している大阪府内の34台で、その他の一般車両からは自動予約機能の利用はできない。

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