関連記事
【編集長の視点】日本プロセスは2Q上方修正、通期増益転換で高値再チャレンジ
<銘柄ウオッチ>
日本プロセス <9651> (JQS)は、昨年12月27日に今5月期第2四半期(2Q)累計業績を上方修正し、株価が昨年来高値926円まで急伸して往って来いとなっているが、2Q累計業績の上方修正と5月通期業績の2ケタ増益転換を見直し、割り負け修正で高値に再チャレンジする展開が想定される。
同社は、「社会インフラ分野の安全・安心、快適・便利に貢献する」ことを経営ビジョンに火力発電所向け監視・制御システム、自動車向け制御システム、新幹線、在来線の鉄道向けなどの交通システムの開発をしており、2Q累計業績の上方修正は、このうち特定情報システムで危機管理分野の大型システム案件が順調に推移、前倒しで売り上げ計上したことが要因となった。
特定情報システム部門の売り上げは、前年同期の1億3000万円から3億6800万円(前年同期比2.4倍)と大幅に増加し、売上高構成比率も7.4%から15.4%に倍増した。5月通期業績は期初予想に変更はないが、純利益は、2億200万円(前期比33%増)と増益転換を見込んでいる。配当も、配当性向50%以上をキープする配当政策に沿って30円の高水準を安定継続する。
株価は、この2年来、800円台出没で下値固めを続け、昨年12月の2Q累計業績上方修正のような好材料が表面化すると直ぐに火がつき急伸する枯野状態にある。今後の自動車向け電動化案件、発電所・鉄道向けの海外展開強化で大型受注などの好材料が飛び出してくる可能性もあり、PBR0.5倍の割り負け水準から高値に再挑戦する展開も有力で、下値妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【話題】日経平均の週足3本連続・下ヒゲ足が物語ること(2013/01/26)
・円安の行方を見守る展開へ=犬丸正寛の相場展望(2013/01/25)
・急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
