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オーストラリアの外科医、Googleサジェストで不適切なキーワードが表示されるとしてGoogleを提訴
あるAnonymous Coward 曰く、 Google検索には入力された文字列から検索キーワードを類推して自動補完するサジェスト機能があるが、「不適切なキーワードが表示される」として問題になるケースもたびたびある。オーストラリアのポートマッコーリーに住む外科医Guy Hingston氏もこの1人だ。Guy Hingston氏が出した訴状によると、Googleに"Guy Hin ..."と打ち込むと、サジェストにより、"Guy Hingston bankrupt(Guy Hingston倒産)"と表示されるとしている。
彼は実際には破産しておらず、このオートコンプリートは名誉毀損だと主張、損害賠償と訴訟費用を合わせ75000ドル以上の賠償金をGoogleに対して求めている。ただ、Guy Hingston氏はローカルな航空会社を経営しており、その航空会社が2009年に一度倒産状況に陥ったものの、中国企業による資本注入で救済がなされたという過去はあるとのこと(theage.com.au、本家/.)。
本家のタレコミでは、こうも訴訟が多いのならサジェスト機能自体を見直す必要があるんじゃないかと疑問を投げかけている。
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