関連記事
そのハンバーグには何が入っている?
headless 曰く、
英大手スーパーマーケット、Tesco が販売していたプライベートブランドのビーフハンバーグに馬肉が 29 % 含まれていたことが判明し、Tesco では全国紙に全面の謝罪広告を掲載した。また、英食品基準庁 (FSA) の調査によると、Iceland や Lidi、Aldi、Dunnes といったスーパーマーケットチェーンがアイルランドで販売するビーフハンバーグからも馬や豚の DNA が検出されたという。この騒ぎは英国人の馬肉を食べることに対する嫌悪感が強いことが原因のひとつとされているが、実際に牛肉 100 % のビーフハンバーグは少ないようだ (BBC Newsの記事、BBC News の記事、Mail Online の記事、本家 /. 記事より) 。
FSA ではハンバーグ製品をスタンダードとエコノミーの 2 種類に区分しており、肉の種類ごとに使用する肉の割合が定められている。スタンダードに区分されるハンバーグでは、ビーフハンバーグの場合、最低でも 62 % の牛肉を使用する必要がある。チキンやその他の家禽類およびウサギ肉のハンバーグでは 55 %、ポークハンバーグでは 67 % となっている。エコノミーに区分されるハンバーグでは割合が少なくなり、ビーフハンバーグは 47 %、チキンハンバーグは 41 %、ポークハンバーグは 50 % となる。それぞれ規定の肉にタマネギや脂肪、小麦粉、パン粉、肉粉、安定剤などを加えて製品に加工されている。昨年大きな問題となった「ピンクスライム」とも呼ばれる加工肉を使用することも可能だが、原材料として別途記載する必要があるとのことだ。
スラッシュドットのコメントを読む | idleセクション | 英国 | idle
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク