「iPod の父」が語った、Apple とその他大勢との違い

2013年1月21日 12:20

印刷

記事提供元:スラド

 eggy 曰く、

 Apple のデザインプロセスが他社と大きく異なる点について、「iPod の父」と呼ばれた Tony Fadell が今週、Bloomberg Design Conference にて語った。Fadell 氏は、2001 年に Apple に入社して iPod の開発に携わる以前は Philips に勤めており、Apple と Philips の 2 社を比較して持論を展開させた (Network World の記事本家 /. 記事より) 。

 Fadell 氏によれば、Philips では 10 あるプロジェクトのうち 9 個が潰されていたのだそうだ。しかも、開発初期のものだろうが、出荷が決まっているものだろうが構わず中止されており、こうしたやり方は社員の士気を低下させてしまうとしている。一方の Apple は、マイルストーンを通過したプロジェクトの 99 % を商品化しており、毎回ベストを尽くさなければならない気持ちにさせられたとのこと。

 また、Philips に務めていた頃の上司は皆、数字にとらわれたビジネスマネージャーだったという。氏によれば、こうした思考はイノベーションには繋がらないとのこと。

 スラッシュドットのコメントを読む | アップルセクション | アップル

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事