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糸状のカーボンナノチューブの製造に成功
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 米ライス大学らの研究チームは、糸状のカーボンナノチューブの量産に成功したと発表した。1991年に発見されたカーボンナノチューブは、鋼鉄よりも高い強度を持ち非常に軽い。また優れた導電特性を持つことから夢の素材として科学者たちを魅了してきた。しかし、高純度のカーボンナノチューブを糸状に生成するのは困難とされてきた(gizmag、ライス大学による発表資料、本家/.)。
今回製造に成功したカーボンナノチューブは髪の毛ほどの太さの繊維で、金属線のように熱と電気を通すという。これまでのカーボンファイバーと同様の強度があり、繊維糸のような柔軟性を持っているとしている。航空宇宙産業や自動車産業のみならず、医療やコンピュータ機能を内蔵した「スマートウェア」などの開発にもつながると見られている。
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