総理の早期の訪米をめざす 岸田外務大臣 

2012年12月28日 11:00

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 岸田文雄外務大臣は安倍晋三総理の訪米実現を早期に果たしたい考えを述べるとともに、日米同盟強化の方向性を出していきたいと27日語った。

 また「領土・主権の問題については自国の領域を守るとの断固とした意思を持って、腰を据えて、しっかり取り組んでいく」との決意を示した。

 また、尖閣について「領土・主権の問題などで大きな課題が存在する」とし、「毅然とした態度をとっていかねばいけないが、一方で、しっかり意思疎通を図っていかなければならないのも事実」とした。

 岸田外務大臣は「幅広い、大局的で、戦略的な観点からの対応をしなければならない。新政権の誕生によって前向きな二国間関係に結び付けていきたい」との思いを述べた。

 竹島問題については「法に則り、冷静かつ平和的に紛争を解決する考えに基づき、国際司法裁判所への提訴の準備はしていかねばならないが、今後、この情勢、総合的に判断し、適切に対応していかねばならない」と韓国政府に対して、野田政権以上に慎重な姿勢を伺わせた。

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事