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NASAの「小惑星を捕獲して宇宙ステーションにする」計画
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 NASAは500トンの小惑星を捕獲、宇宙ステーションに改造する大がかりな計画を立てているという。この小惑星改造宇宙ステーションは、火星探査を行うときの補給基地として運用する予定。また生命の起源の探求や小惑星から鉱物資源を採掘するための技術検証にも使いたいとしている(THE TIMES OF INDIA、THE AUSTRLIAN、本家/.)。
計画を作成したカルフォルニア大学の研究チームによれば、まずアトラスVロケットに小惑星の捕獲用のカプセルを搭載、地球と月の間にある小惑星に向かうという。捕獲用のカプセルは直径50フィートの網を張る。捕獲時の反動を制御しつつ、300kgの推進剤を使用して重力の均衡点まで移動させるという。
この捕獲計画は数週間以内にホワイトハウスの科学技術局で実行するかどうか検討される模様。10~12年以内に実現したい意向だという。なお計画の費用は16億ポンド(約2200億円)が見込まれている。
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