関連記事
ソフトバンク、電子書籍サービス「スマートブックストア」を提供開始
ソフトバンクモバイルは20日、インターネットと全国の書店で電子書籍が購入できるスマートフォン向け総合電子書籍サービス「スマートブックストア」を12月22日より提供開始すると発表した。なお、同サービスは電子書籍取次大手の株式会社メディアドゥ(本社:名古屋市中区)が提供する電子書籍配信ソリューションを利用する。
「スマートブックストア」は、コミック、書籍、写真集、雑誌など多彩な電子書籍を取りそろえた総合電子書籍サービスで、インターネットでの購入に加え、国内出版取次大手の株式会社トーハンの全国取引先書店1,500店舗で電子書籍を購入できることが最大の特長。これにより、読者は書店で紙の書籍と電子書籍のどちらを購入するか選択できる。また、書店で現金や図書カードで電子書籍を購入することが可能となり、利便性が高まる。
具体的には、取り扱い書店にて、電子書籍版のラベルが貼られた書籍などをレジで購入し、支払い時に渡される引換券に記載のQRコードから対象機種にて「スマートブックストア」のサイトにアクセスし、会員登録(無料)の上、該当の電子書籍をダウンロードする。
また、今回のサービスでは、書店店頭での電子書籍販売に対する書店などへのレベニューシェアと、書店店頭で電子書籍を一度購入した読者が次回以降、直接「スマートブックストア」のサイトで電子書籍を購入した場合にも書店などにロイヤルティーが支払われるという、新しいビジネスモデルを採用している。今後、「スマートブックストア」を通じて書店と連携し、共同プロモーションを実施することにより相乗効果を図っていく。
書店での電子書籍の購入に加えて、「スマートブックストア」のサイトでは無料の電子書籍をラインアップしているほか、有料の電子書籍を購入する場合は月額ポイント制(全4コース)となり、月額に応じて付与されるポイント(1ポイント=1.05円)を利用して電子書籍を購入する仕組み。具体的には、月額315円で300ポイント、525円で550ポイント、1,050円で1,200ポイント、2,100円で2,500ポイントが付与される。また、登録するコースにより特典として最大500ポイントが付与される。
「スマートブックストア」は、ソフトバンクモバイル以外のスマートフォン利用者も利用可能。対象機種はiPhone、iPad、iPod touch、Android搭載スマートフォン。サービス開始時は3万点以上より提供開始し、年度内に7万点とする予定。特に電子書籍での提供が難しかった「新刊」の充実を図っていくという。
スポンサードリンク