NEC、薄さ12.8mmの世界最薄15.6型Ultrabook「LaVie X」を発表

　NECパーソナルコンピュータは18日、15.6型ワイド液晶搭載ノートパソコンで世界最薄となる薄さ12.8mmのUltrabook「LaVie X」を発表した。販売開始予定日は2012年12月27日で価格はオープン。

　「LaVie X」は、従来据え置きスタイルで使用されることの多かった15.6型ワイド液晶搭載パソコンでありながら、薄型でかつ国内最軽量の本体質量約1.59kgの軽量なデザインにより、軽快に持ち運ぶことができる。これにより、自分のメインパソコンを思いのままに持ち歩いて書類作成や写真整理などの作業をおこなう「フリーロケーションスタイル」がより快適なものとなる。

　また、ヘアライン加工され、かつ光沢のある仕上げを施されたアルミニウム合金が天板から底面までを覆い、ほんのりと青みを帯びたオーシャンシルバーのボディは薄型のデザインと相まってクールな雰囲気をまとう。吸排気口ひとつない底面、シャープな印象を強調する六角形のヒンジ部分など、細部にもこだわりが宿った妥協のないデザインとなっている。

　さらに、薄型ボディと高い冷却効率を両立させるため2つの薄型冷却ファンを搭載。熱伝導性が良いアルミニウム合金は放熱にも貢献するなど、スタイリッシュなだけでなく機能面も兼ね備えた合理的なデザインとなっている。

　フルHD解像度（1920x1080ドット）で、かつ視野角の広いIPS液晶は、写真や映像観賞はもちろん、ウインドウを多く使用するクリエイティブ系のアプリや表計算などに最適。Windows 8に対応した大型のタッチパッドを搭載し、チャーム呼び出し、フリック操作などのWindows 8の操作を画面タッチと同じようにおこなえる。

　そのほか、約7時間の長時間バッテリ駆動、バッテリ残量ゼロから約80%まで1時間で充電可能な急速充電機能、バッグの中でもかさばらない約18.5mmの薄型軽量ACアダプタ採用、スリープ状態から約2秒で使える「クイックパワーオン」搭載、Serial ATA 3.0対応SSD採用でシャットダウン状態からのOS起動も高速、などの特徴を持っている。