ジェーン・バーキン来日公演決定 - 東日本大震災復興支援のコンサートをもう一度

2012年12月12日 22:55

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記事提供元:ファッションプレス


東日本大震災復興支援を目的として始まったコンサート「Jane Birkin sings Serge Gainsbourg "VIA JAPAN"」。


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ジェーン・バーキンは世界の人が震災のことを忘れないようにと 日本のミュージシャンとともに世界を巡り、すべての公演地のロビーでは坂本龍一が呼びかけて設立された「こどもの音楽再生基金(School Music Revival)」の募金活動も行っている。東日本大震災復興支援を目的に始まり、27カ国74公演に及んだこのワールドツアーがアジアの公演を最後に幕を閉じる。



来たる2013年3月28日(木)、東京オペラシティ コンサートホールにジェーンの歌声が戻ってくる。



【ジェーン・バーキンの復興支援活動】

2011年3月11日。東日本大震災の惨状は、世界中で大きく報道された。治療の為に滞在していた病室でそのニュースを知ったジェーン・バーキンは被災者に向けて「ラ・ジャヴァネーズ」を自宅で歌ったビデオメッセージを届ける。



翌月、家族の反対を押し切って、自費での単身来日を決意。当時ジェーンが搭乗したパリ発成田行きの便には乗客はほとんど乗っていなかったという。そしてジェーンに賛同した日本の女優や音楽家らと渋谷クラブクアトロで復興支援のための無料コンサート「TOGETHER FOR JAPAN」を開催。演奏は、中島ノブユキ(pf)、金子飛鳥(vl)、坂口修一郎(tp/tb)、栗原務(dr)によるジェーン・バンドだ。USTREAMではのべ3万人以上が視聴。会場で集まった寄付金は「Medecins du monde(世界の医療団)」を通じて被災者へ送られた。また滞在中に街頭での義援金募集、都内避難所への慰問など、精力的に活動を続けた。



また、彼女はチャリティーコンサート「Tsunami et demain...」にも参加。会場はパリThéâtre du Rond-Point。収益金は日本赤十字および国境なき子どもたちを通して全額被災地へ寄付された。出演者はサルヴァトーレ・アダモ、ジェーン・バーキン、サンセヴェリーノ、三宅純、カミーユ、ピエール・バルー、ニコール・クロワジーユ、フランシス・レイ、スブリーム、マイア・バルー他。



その後、チャリティーコンサート「SOS JAPON」をパリで開催。日仏アーティストが参加した。収益は義援金として日本赤十字社へ送られた。出演:ジェーン・バーキン、アブダル・マリック、シャルル・アズナヴール、カトリーヌ・ドヌーブ、アラン・スション、トマ・フェルセン、アルチュール・アッシュ、ラファエル、オリヴィア・ルイーズ、渡辺香津美ら。



東京国際フォーラムにて来日公演を行う。被災地の子供やそのメンタル面のケアにも支援を拡大したいとの想いから、会場内でこどもの音楽再生基金: School Music Revival への募金活動が行われ、以後全ての公演地に募金箱を持参した。



2012年も「Jane Birkin sings Serge Gainsbourg "VIA JAPAN" 」ツアーを継続。世界各地で被災地への継続的な支援を訴えてきた。



【予約・問合せ先】

■チケットスペース

TEL:03-3234-9999

■チケットぴあ

TEL:0570-02-9999 (Pコード:181‐545)

URL:http://pia.jp/t/

■e+(イープラス)

URL:http://eplus.jp/ (PC・携帯)

■ローソンチケット

TEL:0570-000-407、0570-084-003 (Lコード:71700)

URL:http://l-tike.com/

■東京オペラシティチケットセンター

TEL:03-5353-9999


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