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日立、81.5MWの大分ソーラーパワー向けメガソーラー発電システムを受注

完成イメージCG(画像:日立製作所)[写真拡大]
日立製作所は3日、丸紅の子会社である大分ソーラーパワーより、同社が大分県に新設する81.5MWのメガソーラー発電システムを一括受注したと発表した。発電出力81.5MWは、メガソーラー発電システムメーカーが受注したシステムとしては国内最大規模となる。
今回受注したメガソーラー発電システムは、大分ソーラーパワーが事業者として大分県大分市に建設する発電所向けで、発電所敷地面積は105ヘクタール、発電出力は81.5MW、年間予想発電電力量は一般家庭約3万世帯分に相当する8,700万kWh。
今回、日立は、同システムの設計・調達・製造・据付・調整までを一括して受注した。81.5MWのメガソーラー発電システムは、日立がこれまで受注したメガソーラー発電システムとしては最大規模となる。同システムによるCO2排出量削減効果は年間約36,000トンであり、周辺の自然環境にも配慮したレイアウトとしている。工事の本格着工は2013年1月、納期は2014年4月を予定している。
同システムには日立が今春販売を開始した高効率パワーコンディショナー(容量500kW、直流入力最大電圧660V、最大効率98.0%)を使用し、晴れの日から曇りの日まで幅広い負荷状況で発電効率が大幅に向上した。また、低負荷時に効率の高いアモルファス変圧器を組み合わせることで日本の天候に対応し、さらなる発電量増加を図っていく。
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