中央道の笹子トンネル上り線で天井板崩落事故が発生、開通めど立たず

2012年12月3日 10:33

印刷

 12月2日午前8時頃、山梨県大月市と同県甲州市の間にある中央自動車道の笹子トンネル上り線で天井板崩落事故が発生した。複数名の死者が確認されているという。

 同事故に関し、中央道を管理・運営する中日本高速道路(NEXCO中日本)は同社のウェブサイト上で、「弊社といたしましては、今回の事故で被災された皆さま、ご遺族の皆さまに対しまして、誠意をもって対応してまいりたいと考えております。このような痛ましい事故を二度と起こさないよう、原因究明と再発防止に全社を挙げて取り組みます」とのコメントを掲載している。

 また、同事故の発生に伴い、12月2日午前8時5分より一部区間において通行止めが発生している。通行止めとなっているのは、中央自動車道の「勝沼IC~大月JCT」(上り線)、「一宮御坂IC~大月JCT」(上り線)、「大月JCT~勝沼IC」(下り線、大月ICでの流出は可能)。なお、現在、開通の目処は立っていないという。

関連記事