任天堂、2画面を使った新型ゲーム機「Wii U」向け電子番組表サービスを開始

2012年11月27日 17:45

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 2012年12月8日に新型家庭用ゲーム機「Wii U」を国内発売する任天堂と、Rovi Corporationの電子番組表(EPG)技術を基に開発された「Gガイド」サービスを提供する株式会社インタラクティブ・プログラム・ガイド(IPG)は27日、シンジケーテッドGガイドの採用に関するパートナーシップ契約を締結し、テレビ画面と「Wii U」のコントローラーである「Wii U GamePad」上の6.2インチタッチスクリーンの2つの画面を使うことで、テレビ視聴と「Wii U」の新しい関係を作り出す電子番組表サービス『Nintendo TVii』を、12月8日より共同で開始すると発表した。

 『Nintendo TVii』は、任天堂がIPGより提供を受ける公式番組情報(SI情報)ならびに番組関連情報を手元の「Wii U GamePad」に表示し、テレビで現在放送中の番組を見ながらその番組の詳細情報が得られる新しいサービス。

 顧客は電子番組表を見るだけでなく、番組のあらすじや、出演者情報、出演者のプロフィールなどを閲覧することが可能。また、顧客の好みにあった番組やキーワード、出演者を「お好み登録」することで顧客それぞれに対するおすすめ番組を自動的に提案する機能や、『Nintendo TVii』から直接テレビ番組を変更できる赤外線チャンネル切り替え機能(オプション:有料)も提供する。

 なお、『Nintendo TVii』は、ゲームを遊んでいるときにもゲームを一旦中断して起動することが可能。また、これらの機能はすべて「Wii U GamePad」上に表示するため、番組検索や情報閲覧を行ってもテレビ視聴を妨げることはない。

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