ジャストシステム、クラウド型の小学生向け通信教育を開講　タブレットを活用

　ジャストシステムは20日、すべての学習が専用タブレット上で完結し、新たな学習体験を提供するクラウド型の小学生向け通信教育「スマイルゼミ」を、12月17日から開講すると発表した。本日より申し込みを受け付ける。月あたりの会費は2,980円（税込）から。

　同社は、13年間にわたって小学校向けに学習・授業支援ソフト「ジャストスマイル」を開発、提供し、現在全国の公立小学校の約8割が導入している。そして今回、これまでのノウハウをもとに、家庭学習のための専用タブレットと教材、保護者向けに子どもの学習状況を的確に把握できるサービスを自社開発した。

　「スマイルゼミ」では、タブレットの特性をいかし、指で触れることで教材をインタラクティブに動かしたり、動きのある説明を見たりすることで、紙教材では難しかった内容も実感を伴ってより深く理解できるように作られている。解いた問題は自動採点し、間違えた箇所には解説をその場で表示するため、一人で学習を進めることが可能。また、学習結果はすべてクラウド上に蓄積される。

　毎日の学習状況は保護者のスマートフォンや携帯電話にメールで報告することに加え、保護者向けサイトで詳細な情報を提供するため、学習状況の的確な把握とフォローが可能になる。

　「スマイルゼミ」では、子どもにとっての学習のしやすさを第一に考えて設計した9.7インチのAndroidタブレットを提供する。本物のタブレットを自分専用で持てる喜びに加え、毎日タブレットを起動したくなり、自然と学習に向かえる仕掛けとして、スケジュール帳やカメラ、オリジナル壁紙といったお楽しみ機能を搭載している。

　なお、本日から12月20日まで、タブレット代が0円（通常価格は税込28,350円）で始められるなどの「スマイルゼミ開講 3大キャンペーン」を実施する。同キャンペーンは期間中に申し込んだ全員が対象となる。