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中高年プログラマーの賞味期限とは
eggy 曰く、 中高年プログラマーのなかには、IT業界に存在する「年齢差別」をひしひしと感じている人が少なからずいるようだが、「老いたプログラマーは最新の環境ではプログラミングできない」と見られていることに対する反論がComputer Worldに掲載されている(本家/.)。
同記事のSteven J. Vaughan-Nichols氏自身も56歳のプログラマーであり、まだ孫は生まれていないものの「おじいちゃん」世代であることを認めた上で、おじいちゃん達はiPhoneやLinux、クラウドを理解できないとする説に異論を唱えている。中高年プログラマーも若手と同じくらいに優秀であると主張するVaughan-Nicols氏は、若手ギークも認めるIT界の重鎮を挙げている。
たとえば、CとUnixの生みの親であるDennis Ritchieは、昨年70歳で亡くなっており、UNIXの共同クリエーターであるKen Thompsonは67歳である。Javaを開発したJames Goslingは57歳であり、Steve Jobsも亡くなった時は56歳であった。Jobs氏亡き後、AppleのCEOとなったTim Cookは51歳である。また、フリーソフトウェア運動の中心的存在、Richard M. Stallmanは59歳であり、ライバル(?)のEric Raymondは54歳である。
だが長時間勤務が当たり前のIT業界では、週80時間以上の勤務を望まない中高年プログラマーは、悲しくもお払い箱とならざるを得ないのだろうか。Vaughan-Nichols氏は、中高年プログラマーの中には「既に引退したかのごとく」新しい技術を学ぶ意欲を持たない人が多くいることを認めつつも、年をとっていても若手に負けない優秀なプログラマーが存在するとし、優秀さを測るうえで重要なのは年齢ではなく生産性の高さであるとしている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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