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ヤフーが研究する「プレハブデータセンタ」
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 ヤフーのインフラ部門では、コスト削減のためのデータセンタ技術について研究を行っているそうだ。詳しくはヤフーのTech Blogを見て欲しいが、簡単にいうとデータセンターの設備要求を下げることでコストを下げられないか、という話である。
空調については最近のマシンではほどほどでOK、電源とネットワークのどちらかが落ちればデータセンターは死ぬので片方だけを強化するのは無意味、公開情報中心のサーバーについて堅牢な建物は不要、サーバーの耐用年数は長くても5年程度なのでそれと同時のライフサイクルをデータセンターにも取り入れる、というアイデアで、行き着いたのが「プレハブのようなデータセンター」だという。
このデータセンターの運用コストを試算したところ、従来の約6割の削減ができるという。ヤフーだからこそできる、という話ではあるが、今後は「冗長性・堅牢性はやや低いがコストは安い」というデータセンターが登場してくるのかもしれない。
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