関連記事
【アナリストの眼】FPGの営業利益は前9月期の38%増益に続き今期も13%伸長
<業績&株価分析>
FPG <7148> に注目したい。株価は高値圏で推移しており、収益拡大期待で上値を追う可能性が高いだろう。
子会社(SPC)が運営するオペレーティング・リース事業の組成・販売・管理を行うタックス・リース・アレンジメント事業を展開し、主に航空機・船舶・海上輸送用コンテナなどの大型輸送設備を対象としている。SPCからの手数料収入が収益柱である。
10月26日に前期(12年9月期)業績(非連結)を発表した。売上高は前々期比40.7%増、営業利益は同38.9%増、経常利益は同43.9%増、純利益は同42.3%増となり、8月13日に増額修正した会社予想を上回る大幅増収増益だった。資金調達力強化、海外の大手航空会社や海運会社との新規取引開始などにより、リース事業組成金額が同20.8%増、出資金販売額が同47.6%増と好調で、組成・販売経費や人件費の増加を吸収した。
今期(13年9月期)の会社予想は、売上高を前期比20.0%増、営業利益を同12.7%増、経常利益を同5.5%増、純利益を同7.6%増、リース事業組成金額を同52.0%増、出資金販売額を同16.2%増の見込みとしている。資金調達力強化に伴って案件組成を増加させるため、収益性はやや低下する見込みだが、課税繰り延べニーズの強い中小企業などを中心に需要は高水準の模様である。会計事務所や地銀との提携などにより販売ネットワークも拡充しており、増収増益基調が期待されるだろう。
なお9月28日に公募増資・売り出し(公募株式数100万株、公募・売り出し価格1046円、払込期日10月19日)と、東証2部市場から1部市場への指定替え(10月22日付)を発表している。
株価の動きを見ると、10月1日には直近安値となる885円まで調整したが、急反発して10月9日には年初来高値となる1125円まで上昇した。やや乱高下したが、足元では概ね950円~1000円近辺のレンジで推移している。10月31日の終値977円を指標面で見ると、今期予想PER(公募増資後の会社予想EPS100円94銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間32円で算出)は3%台前半、実績PBR(前期実績BPSに公募増資分を考慮した300円05銭で算出)は3倍台となる。
日足チャートで見ると足元では25日移動平均線を割り込んでいるが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインのようだ。目先的には利益確定売りなどで調整局面のようだが、中期的な収益拡大期待が強いだけに、短期調整を挟みながら上値を追う可能性が高いだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【編集長の視点】石が浮かぶか、木の葉が浮かぶか?1部直近指定替え株に両天秤=浅妻昭治(2012/10/29)
・【編集長の視点】新明和急伸、一気にモミ放れの新値に強気、先ず500円台(2012/10/29)
・急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
