東芝、タブレットとしても使えるウルトラブックなどPC秋冬モデルを発表

2012年10月19日 12:29

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ウルトラブック「dynabook R822」(画像:東芝)

ウルトラブック「dynabook R822」(画像:東芝)[写真拡大]

 東芝は19日、2012年PC秋冬モデルの新商品として、タブレット、液晶を水平にしたスタイル、ノートPCの3つのスタイルで利用できる12.5型ウルトラブック「dynabook R822」と、タッチパネルを採用した14型ノートPC「dynabook T642」を10月26日から発売すると発表した。

 「dynabook R822」は、液晶をキーボード上にスライドさせる東芝独自の「スライド&チルト機構」により、タッチ操作に適したタブレットスタイル、液晶を水平に開くことで対面の相手と情報共有できるフラットスタイル、キーボードやタッチパッドで操作できるノートPCスタイルの3つのスタイルを実現した。

 また、タブレットスタイルに適した画像編集ソフトを用い、ペンで画像の切り抜きや合成などが簡単にできるほか、ノートPCスタイルに適した録画ソフトを使用し、「Skype」のビデオ通話を思い出の映像として保存できるなど、それぞれのスタイルに合わせて楽しむことができる。

 筐体とタッチパネルには軽量で強度に優れたマグネシウム合金と強化ガラスを採用し、タブレットスタイルに切り替えて片手で持ちながらタッチ操作が楽しめる。フラットスタイルでは、タッチパッドに3本指で触れることで画面表示を反転させ、対面の相手と情報共有ができる。また、広視野角の12.5型IPS液晶により、複数人で水平にした画面を囲んで写真などを楽しむ場合も見やすく快適。ノートPCスタイルでは、液晶の角度を使い方に合わせて調節できるほか、暗い場所でも見やすいバックライトキーボードで操作できる。

 「dynabook T642」は、通常のキーボード操作のほか、タッチ操作で簡単にアプリケーションの起動や画面の拡大・縮小などができ、用途に合わせた操作が選択できる。また、画面の縁に段差がない「フルフラットタッチパネル」を採用し、快適な操作を実現している。

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