中国のファミリーマートが1000店に、出店開始から8年余りで達成

2012年10月11日 10:33

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 ファミリーマートは10日、2012年9月末日の統計をもって、同社の中国における店舗数が1,005店と、出店開始から8年余りで1000店を突破したと発表した。なお、ファミリーマートは日本発祥のコンビ二エンスストアとして中国内で最大数の店舗を展開している。

 ファミリーマートは中国において、2004年7月に上海市で出店を開始し、その後2007年1月には広州市、2007年9月に蘇州市、2011年12月に杭州市と出店地域を広げ、2012年6月には内陸部である成都市に出店を開始した。

 中国では、中国大手食品グループの“頂新グループ”をパートナーとし、その流通インフラの活用と、88年の設立以来20年以上にわたり台湾でコンビニを経営してきた「台湾ファミリーマート」のノウハウ、そして日本で培った“ホスピタリティ溢れる接客”や中食商品開発、品揃えノウハウなど、各社の強さを融合させた運営を行っている。

 ファミリーマートグループは、2015年にはグローバル2万5000店体制(内、中国4,500店)、2020年には4万店体制(内、中国8,000店)を目標に掲げており、今後は、北京市などの華北地域や武漢市などの華中地域にも出店を計画している。

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