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EU、Appleの「AppleCare Protection Plan」に関する広告は認められないと主張
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 欧州委員会のViviane Reding氏は、EU加盟国に対してAppleのiPhoneやiPadなどの製品の保証についての状況を確認するよう要請した。Apple系販売店が2年間の交換義務を遵守しているかを加盟国に確認する内容となっている。
EU法では製品に欠陥がある場合2年間の交換義務がある。しかし、Apple製品は製品購入後1年間のハードウェア製品保証はあるが、それ以上の保証を受けるためには「AppleCare Protection Plan」に加入する必要がある。欧州委員会はこうしたAppleの規定がEU法に反していると判断しているようだ(Tekgoblin、本家/.)。
すでに制裁に動いている国もある。昨年12月、イタリアの競争庁はAppleに対して90万ユーロ(116万ドル)の罰金を科した。理由としてAppleは目立つ広告により3年間の保証延長が可能な「AppleCare Protection Plan」を販売している。しかし、1年間しかメーカー保証が設定されていないのがすでにEU法違反であり、AppleCare Protection Planによる保証期間延長は消費者に対する詐欺行為であるとしている。
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