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サムスン電子、シェア23%で携帯電話市場の首位キープ
サムスン電子が8月の携帯電話世界市場で首位をキープした。
香港の市場調査会社カウンターポイントリサーチ(Counterpoint TMR)によると、サムスン電子は8月における携帯電話の世界市場でシェア23%を獲得し、首位をキープした。
カウンターポイント関係者は、サムスン電子の首位キープの秘訣について、様々な顧客層、価格帯(セグメント)でそれぞれ 1位となる製品を生産したためとの見方を示している。
サムスン電子は、400ドル以上の高価格製品の市場でシェア35%を獲得し、32%の米アップルを抑えて1位に。中価格市場でもシェア24%で1位を記録した。
また、最大の市場である米国と中国、インド、ロシア、ブラジルなどで首位をキープするなど、安定した力を見せている。
反面、米アップルは、iPhoneの売れ行きは好調なものの、中・低価格製品がないためにシェアが持続的に下落している。また、フィンランド・ノキアは、「アシャ」シリーズが低価格市場でシェア23%を獲得して1位となるなど、中・低価格市場では好調な勢いを見せてはいるが、高価格シリーズ「ルミア」で惨敗を喫している。
一方、サムスン電子の韓国内市場のシェアは、6月の70%からやや下落し、65%となった。
カウンターポイントは、「iPhone5」が発売された9月以後、高価格製品の市場の競争が特に激しくなるとの展望で、中・低価格製品の市場も下半期に急激に拡大し、重要な市場になるとの見方を示している。(翻訳:中川)
※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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