上野の「吉池」がリニューアル工事、2014年春にユニクロとg.u.が同時開業

2012年10月2日 18:06

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「(仮称)上野三丁目店舗ビル(上野吉池)プロジェクト」イメージ 春日通り(北側)より(画像:三井不動産)

「(仮称)上野三丁目店舗ビル(上野吉池)プロジェクト」イメージ 春日通り(北側)より(画像:三井不動産)[写真拡大]

  • 「(仮称)上野三丁目店舗ビル(上野吉池)プロジェクト」イメージ JR線御徒町駅南口広場より(画像:三井不動産)

 株式会社吉池(所在:東京都台東区)と三井不動産は、東京都台東区上野三丁目において、商業ビル「(仮称)上野三丁目店舗ビル(上野吉池)プロジェクト」の開発を推進してきたが、10月1日に着工した。竣工および開業は2014年春を予定している。

 同計画は、1920年(大正9年)創業の老舗ファミリーデパート「吉池」が本店を構えていたビルの建て替え事業。同計画地は、観光・ショッピングに多くの人が集まり行き交う上野・御徒町エリアのなかでも、日本有数の商店街であるアメヤ横丁をはじめ、JR線「御徒町」駅、都営大江戸線「上野御徒町」駅、東京メトロ「上野広小路」駅の駅前という利便性の高い立地に位置している。

 「吉池」が、地下2階から地上1階にリニューアルオープンするほか、地上1階から4階に「ユニクロ」、同5階から6階に「g. u.」が出店する。全国で数多くの店舗を展開している「ユニクロ」と「g. u.」が同一ビルで同時開業するのは日本初となる。その他にも飲食店舗など複数のテナントを誘致し、当該エリアを訪れる顧客のニーズに応えるとともに、当該エリアのランドマークとなる施設を目指す。

 三井不動産は事業主である吉池から委託を受け、デベロップメントマネジャーとして開発計画の立案、設計・施工管理、テナント誘致等を行い、竣工後は「吉池」以外のテナントへのマスターリースおよび建物の管理・運営を行う。

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