「篠山紀信展」が渋谷ヒカリエにて開催 - 60年代の貴重なヴィンテージ・フォトが集結

2012年9月30日 23:10

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記事提供元:ファッションプレス


芸術か否かという問題の上に、写真はある─ 。


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そう断言する篠山紀信は、50年代後半から今日まで、常に時代を先駆け話題をさらい、第一線で活躍し続けてきた。



今まで美術館での回顧的な展覧会を拒みつづけてきた篠山が満を持して世に問う、国内美術館初の大規模な個展「篠山紀信展写真力 THE PEOPLE by KISHIN」(東京オペラシティアートギャラリー、2012年10月3日(水)~12月24日(月))の開催にあわせ、1960年代の作品が集結した写真集「The Sixties by Kishin」の作品が、渋谷ヒカリエの8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryで展示される。



巨匠・篠山紀信の原点ともいえる60年代の貴重なヴィンテージ・フォトは必見。



【アーティストプロフィール】

篠山紀信(Shinoyama Kishin)

1940年、東京生まれ。59年、日本大学芸術学部写真学科に入学。在学中の61年、広告制作会社「ライトパブリシテイ」写真部に入社。第1回広告写真家協会展でAPA賞(61年)を受賞。大学卒業後は広告写真を撮るかたわら、「アサヒカメラ」「カメラ毎日」「話の特集」などにヌードを中心とした作品を発表。フリーに転身すると日本写真批評家協会新人賞(66年)、日本写真協会年度賞(70年)、芸術選奨文部大臣新人賞、講談社出版文化賞(73年)を次々に受賞。『晴れた日』(平凡社)、『家』 (潮出版社)など作品性の高い写真集や海外での展示も行う。その後も山口百恵や宮沢りえ、ジョン・レノンとオノヨーコなど、その時代を代表する人物を撮り続け、「激写」や「シノラマ」など新しい表現方法と新技術で常に時代を切り撮り続け、話題になった撮影は枚挙にいとまがない。また、最近ではデジタルカメラで撮影した写真と映像の新しい表現を展開し、写真表現に新風を送り込んでいる。2012年には、熊本現代美術館をはじめ、日本全国の美術館にて個展『THE PEOPLE by KISHIN』が巡回予定。

篠山紀信公式ホームページ

http://www.shinoyamakishin.jp



【展覧会概要】

会期:2012年10月24日(水)~2012年11月12日(月)

時間:11:00~20:00

料金:無料 

場所:8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery

住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 8階



【問い合わせ先】

8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery

TEL:03-6434-1493

FAX:03-6434-1494



8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery

http://www.hikarie8.com/artgallery/

小山登美夫ギャラリー

http://www.tomiokoyamagallery.com


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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