総裁候補沖縄遊説でオスプレイ配備是非に触れず

2012年9月24日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 米軍による沖縄・普天間へのオスプレイ配備に向けた準備が進む中、自民党の総裁選挙遊説が沖縄で開かれた際、体調を崩し参加しなかった町村信孝元官房長官以外の4候補(安倍晋三、石破茂、石原伸晃、林芳正の各氏)が沖縄入りしたのに「オスプレイの沖縄配備の是非に誰も触れなかった」(東京新聞など)などの報道をみて、新党大地の鈴木宗男代表は「沈黙は金を決め込む姿に、沖縄の皆さんは失望したことだろう」とするとともに「オスプレイ配備は自民党政権時代の負の遺産であり、その自民党の総裁候補が誰一人としてその責任を果たす発言がなかったことに、私も愕然とする」と自身のブログを通して批判した。

 鈴木氏は9月9日の反対集会は保守系の主催する大会で、主催者発表で10万人規模の反対集会であったことをあげ、にもかかわらず沈黙を決め込んだことが「その程度にしか受け止めていない差別的対応に沖縄県民の怒りがだんだんと高まっていくことを心配する」と懸念した。

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