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AMD、Windows 8に向けた超低消費電力APU「Hondo」を投入
taraiok 曰く、 タブレット市場においてx86系メーカーの影は薄いが、Windows 8の登場にあわせて巻き返しの動きが出ている。AMDはタブレット用の新x86プロセッサ「Hondo」(開発コード名)でタブレット市場に参入するという(THE INQUIRER、本家/.)。
THE INQUIRERはAMDの超低消費電力製品の担当であるSteve Belt氏に取材を行い、Hondoの展開についてのコメントを取っている。同氏によれば、「Hondo」は明確にWindows 8をターゲットにしたAPUだという。タブレットPCではAndroidプラットフォームに移行するPCメーカーが増えているが、AMDは現時点では社内リソースの拡散を防ぐために、この流れには乗らずにWindows 8に注力するとしている。最終的にはWindows 8タブレット市場で15~20%の市場シェアを獲得したいとしている。
ただし、Windows 8をターゲットにしていると言っても、ほかのOSをないがしろにするわけではないというIntelを意識した発言もしている。というのも、この記事と同じタイミングで、IntelはAtomチップの次世代版である「Clover Trail」では、Linuxでの動作はサポートしないと明言したからだ。「Clover Trail」は「Hondo」と同様にWindows 8への対応を目的としているCPUだ。「Steve Belt」氏はAMDのソフトウェア技術者は「Hondo」でもLinuxサポートを行うとしており、低消費電力サーバー市場でも運用が可能になるとしている。
こうした記事内容とは別に、本家/.のコメント欄ではWindows 8に注力すること自体が間違いではないのかといった意見が多い。
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