プーチン大統領、空を飛びツルを先導

2012年9月13日 16:34

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 ロシアのプーチン大統領が自ら空を飛びツルの渡りを先導したそうだ(CNN.co.jp時事ドットコム本家/.)。

 ロシアでは絶滅危惧種のソデグロヅルを鳥類保護施設にて人工飼育しているとのこと。野生下ではインドで越冬する習性のこのソデグロヅル、渡りの途中で通過するアフガニスタンおよびパキスタンでの密猟が問題となっていたという。このためロシアでは安全な越冬地としてウズベキスタン南部を設定、この新たな土地で越冬できるよう航空機にて渡りを先導する必要があった。

 プーチン大統領は今月5日、自らハンググライダーで飛行しこの先導役を買って出たとのこと。飛行は3回行われ、1回目の慣らし操縦の後、2回目と3回目でスピーカーから母ヅルの声を流しツル達を先導した。始めは上昇気流に乗ってしまいスピードが出過ぎたため1羽しかついてこなかったツルも2回目には5羽がプーチン大統領の後を追ったとのこと。ただし15分に及ぶフライトの最後までついてきたのは2羽だけだったそうだ。

 ちなみに多くのツルがプーチンについて来なかったことを反プーチン派は皮肉をこめたジョークにしていたそうだが、これに対しプーチン大統領は「飛ばなかったのは弱いツル達だ」とのコメントで反撃した模様。

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