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赤ちゃん星のまわりで糖類分子が発見される
記事提供元:スラド
ある Anonymous Coward 曰く、
デンマークの研究者らによって、へびつかい座にある原始星 IRAS 16293-2422 の周囲に単純な糖類分子グリコールアルデヒドが発見された (国立天文台のプレスリリースより) 。
研究チームは、チリに建設されているアルマ望遠鏡で取得された電波データを解析し、グリコールアルデヒドが出す特徴的な周波数の電波を同定した。グリコールアルデヒドはこれまでにも宇宙で検出されていたが、惑星形成領域で発見されたのは初めてとのこと。グリコールアルデヒドは遺伝情報伝達のかなめとなる RNA の主要な構成要素とも言われており、惑星形成領域での有機分子合成や生命誕生につながる研究成果として注目される。
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