ガス3社とリンナイ、新型ガス炊飯器「直火匠」を共同開発　10月に発売

　東京ガス、大阪ガス、東邦ガスのガス3社とリンナイは4日、「かまど炊き」のおいしさをこれまで以上に追求し再現した、新型のガス炊飯器「直火匠（じかびのたくみ）」）を共同で開発したと発表した。同製品は今年10月1日に（東邦ガスは10月21日に）発売する。価格は、5合炊きが76,650円（税込）、1升炊きが82,950円（税込）。

　ガス炊飯器は、最高温度1,200℃のガスの直火で強力に加熱し、釜全体を熱い空気で包み込みながらお米を炊き上げる。その仕上がりは「かまど炊き」のような、甘みが多く、ふっくらと、もちもちとしたものになる。

　新型ガス炊飯器「直火匠」では、「かまど炊き」のおいしさを改めて追求し、ご飯のおいしさと相関関係の高い、甘み、香り、お米の粘りを従来のガス炊飯器と比べてさらに際立たせる炊き方「本焚（ほんだき）白米モード」を新たに開発し、装備した。従来のガス炊飯器よりも、甘みで約31％、香りで約3％、粘りで約13％向上している。

　また、直火の高火力で一気に加熱し、「本焚白米モード」に比べて甘みや香りを抑え、あっさりした味に炊き上げる「白米モード」や、炊飯時間が約18分で、蒸らし時間を合わせて約28分で炊き上げることができる「白米急ぎモード」など、顧客の好みやニーズに対応した多彩な炊飯モードを装備した。さらに、顧客の好みやお米の状態に応じて「もちもち感」や「おこげ」の具合を調節することが可能。