Windows 8は芸術だ! しかしLinuxではない

2012年9月3日 17:45

印刷

記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 NETWORKWORLDの記事にて、Windows 8が大絶賛されている。しかし、その記事を書いたライターのBryan Lunduke氏は、結局Linux環境に戻ってきてしまったそうだ彼はその理由がさっぱり分からなかったため、理由を考え始めたという(NETWORKWORLD本家/.)。

 記事ではWindows 8について、UIや起動速度、ファイルコピーの面などで「芸術作品のよう」だと絶賛されている。しかし、彼はこのようにWindows 8を褒めつつも一日使った後にLinuxに戻ってきてしまったという。氏はその理由について、「Linuxがオープンソースだから? No。Linuxデスクトップ上でクローズドソースのソフトウェアをたくさん使っている。オープンソースだけが魅力なわけではない。では、パッケージ管理の簡単さ? それも違う。非常に強力だがLinuxでなければならない理由ではない。じゃあウイルス対策? 複数のディストリビューション? クールなデスクトップ環境?ハードウェアの移植性?……いずれも違う」と自問自答。その結果、一つの回答にたどり着いた。それは右クリックで「Remove panel」ができることだったそうだ。

 Linuxなら画面上にあるものは何でも、全部右クリックメニューから「あの世」に送り込むことができる。OSの押しつけがましい不要な設定もすべて。この快適さはWindows 8などの他のOSでは決して味わえない快適さだ、としている。

 スラッシュドットのコメントを読む | Linuxセクション | Linux | Windows

 関連ストーリー:
Windows 7は「Windows XPの後継者」となるか 2012年08月24日
Windows 8完成。MSDN/TechNetでは15日より入手可能に 2012年08月03日
ValveがゲームのLinuxサポートを進める理由は、Windows 8が破滅的なものだから 2012年07月28日
Gartnerのアナリスト、Windows 8を酷評→あとで慌てて記事を修正 2012年07月27日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事